真 実

それからの展開は早く・・・

椿の両親とお祖父様に
挨拶に伺い
俺の方は、Skypeを使い
テレビ電話で俺の両親と
椿は顔合わせをした。

俺の両親は、二人とも
椿をとても気に入り
大層可愛がった。

式には、両親が
動くと大変なので
両家で話し合い
両財閥の会社関係
取引関係を招待して
披露宴を行い
式は、ごく身内だけ。

落ち着いたら、ノルウェーに
椿と共に行き
両親と顔合わせをすると
いう事で話がまとまった。

それでも披露宴は、
縮小して1000人で留めた。

式は、椿の両親とお祖父様
俺の方は、秘書の隼人と
俺の育ての親で乳母の里
七人だけ行われた。

里は、ひどく恐縮していたが
俺と椿で、是非と説得した。

椿の純白の
ウェディングドレスも
白無垢、色打掛も
カクテルドレスも
お見送りのドレスも
どれも美しく、この世の物とは
思えないほどだった。
< 19 / 54 >

この作品をシェア

pagetop