君のとなりは私でもいいですか?
だいきらい
「 はーいでは。席を発表する。」
私の大嫌いな朝に私の大嫌いな先生が私の大嫌いな席替えを発表する時ほど退屈なことはない。
やったー!...のとなり!おっしゃ近くじゃん!とかいう声の中私は1人で絶句していた。そう。私の大嫌いな男子の1人。村松柊弥と席が隣だったのだ 。なぜ嫌いになったかは今は話す気分じゃないのでおいおい話そうと思う。
「 ほんと最悪だあー。」
私は机に突っ伏してそう叫んだ
「 あ?こっちもやだわ。」
げっ。私の大嫌いなやつ。村松が喋った。ほんとありえない。
「 お前みたいなぶすで男みたいなやつこっちからお断りだよ! 」
あーやっぱり私こいつ嫌いだ。そう私は思った。