若奥さまと、秘密のダーリン +ep2(7/26)
「いないんだって。だから、いつかもう少し静かな場所のホームに入りたいんだって言うんだけど、お願いだから学生のためにいつまでも元気で長生きしてもらわないと困るって、みんなで言ってるの」
うんうんと頷きながら、真行寺の馬鹿にしたような眼差しと"ロリコン"という言葉が頭に浮かんだ。
――失礼な奴だ。
確かに九歳年下だし少々子供っぽいが、子供じゃないからいいんじゃないか。
「明日も帰りは早い? 夕ご飯、食べられそう?」
「うん。多分大丈夫」
「なにか食べたいものある?」
「そうだなぁ、じゃあ、向葵が美味しいって言ってた冷凍食品のお好み焼き」
「え! だめだめ、そういうのは、どうしても時間がないとかそういう時でいいの。時間があるんだからちゃんと作れるもの」
「いいんだよ、僕は別になんでも、君が用意してくれるだけで」
「――えぇ?」
うんうんと頷きながら、真行寺の馬鹿にしたような眼差しと"ロリコン"という言葉が頭に浮かんだ。
――失礼な奴だ。
確かに九歳年下だし少々子供っぽいが、子供じゃないからいいんじゃないか。
「明日も帰りは早い? 夕ご飯、食べられそう?」
「うん。多分大丈夫」
「なにか食べたいものある?」
「そうだなぁ、じゃあ、向葵が美味しいって言ってた冷凍食品のお好み焼き」
「え! だめだめ、そういうのは、どうしても時間がないとかそういう時でいいの。時間があるんだからちゃんと作れるもの」
「いいんだよ、僕は別になんでも、君が用意してくれるだけで」
「――えぇ?」