愛さずにはいられない
『進路、どうすんだよ。』
『どうしよう・・・』
絃は高校3年生の夏、奈央と話していた。
奈央は絃からの質問にすぐに答えられない。
本当に自分の将来を考えられない。
『進路調査票の提出、あさってだろ?』
『うん・・・適当な大学の名前書いて出したらダメかな・・・』
『大学でやりたいこと見つけるのもいいと思うけど、ちゃんとした目標があったら時間が有効に使えるだろ』
『・・・確かに・・・』
そんな会話をした後、奈央のために絃が部屋のパソコンで大学のオープンキャンパスを調べてくれた。
進路調査票には大学進学とだけ記入して、高校3年生の夏は絃と大学巡りをした。
自分の受験する大学がすでに決まっている絃。なのに受験勉強の時間を割いて奈央の進路について真剣に一緒に考えてくれた。
そして
『絃、私この専門学校受けたい!』
たくさん巡った大学や専門学校の中で唯一行きたいと奈央が思えたのが美容専門学校だった。
『どうしよう・・・』
絃は高校3年生の夏、奈央と話していた。
奈央は絃からの質問にすぐに答えられない。
本当に自分の将来を考えられない。
『進路調査票の提出、あさってだろ?』
『うん・・・適当な大学の名前書いて出したらダメかな・・・』
『大学でやりたいこと見つけるのもいいと思うけど、ちゃんとした目標があったら時間が有効に使えるだろ』
『・・・確かに・・・』
そんな会話をした後、奈央のために絃が部屋のパソコンで大学のオープンキャンパスを調べてくれた。
進路調査票には大学進学とだけ記入して、高校3年生の夏は絃と大学巡りをした。
自分の受験する大学がすでに決まっている絃。なのに受験勉強の時間を割いて奈央の進路について真剣に一緒に考えてくれた。
そして
『絃、私この専門学校受けたい!』
たくさん巡った大学や専門学校の中で唯一行きたいと奈央が思えたのが美容専門学校だった。