愛さずにはいられない
スタジオの前に来ると重いスタジオの扉は仁が開ける。
そして奈央がスタジオの中に入ると、仁はいつもその入り口に立ったままそれ以上は中に入っては来なかった。
そこから奈央を見つめている。
最近奈央はマイクを手にして声を出せそうなところまで来ている。
「今日の差し入れは・・・なんだ?」
仁が入り口からスタジオのいつも廣瀬が差し入れを置いている場所を見た。
奈央が手に取るとそれは一枚のCDだった。
いつも廣瀬の差し入れは食べ物や飲みものだった。時々花や出張土産が置いてあるときもあった。
CDの差し入れははじめてだ。
奈央はそのCDを手に取るとスタジオの中の機械にCDをセットした。
そして奈央がスタジオの中に入ると、仁はいつもその入り口に立ったままそれ以上は中に入っては来なかった。
そこから奈央を見つめている。
最近奈央はマイクを手にして声を出せそうなところまで来ている。
「今日の差し入れは・・・なんだ?」
仁が入り口からスタジオのいつも廣瀬が差し入れを置いている場所を見た。
奈央が手に取るとそれは一枚のCDだった。
いつも廣瀬の差し入れは食べ物や飲みものだった。時々花や出張土産が置いてあるときもあった。
CDの差し入れははじめてだ。
奈央はそのCDを手に取るとスタジオの中の機械にCDをセットした。