クローバー
うね。」
「うん。」
家。
「茉莉はオレより郁か…。」
ショックを受ける遥紀。
「私じゃ不満?」
茉衣は言うと、
「満足してます。」
と言う遥紀。
「茉莉はお姉さんらしくしっかりしてる。郁への気持ちもお姉さん。ほらほら元気出して、パパ。ハルカでもだっこして。」
遥紀はハルカを抱いて、
「ハルカ…茉莉は反抗期なのか?」
茉莉は郁と一緒にお風呂に入る。郁は茉莉のひざの上にちょこんと座っている。
「ママ大丈夫かなぁ…?」
郁は言うと、
「大丈夫。ママはね、郁の弟か妹を産む為に苦しんでるんだよ。ママもハルカの時、苦しんでた。痛みと引き換えに生まれる?」
「何で痛いのに産むの?」
「単純に会いたいからじゃないかな?難しい質問だね。お仕置きしちゃうぞ。」
「え?」
茉莉は郁のほっぺにキスする。
「お仕置き。」
茉莉と郁は眠る。不安な郁を温めるように優し抱いて眠る茉莉。茉衣と遥紀は覗く。
「こう見ると姉と弟ね。ハルカが生まれて、茉莉に母性愛が芽生えたのね。」
「…。」
「パパ、素直になって。」
キス。
「茉莉が道を外れようとしたら私が責任もって躾る。鬼になる覚悟はあるわ。」「…。」
次の日、茉莉と郁は起きてくる。
「おはよう、パパ、ママ。」
茉衣は、
「おはよう。郁くん、眠れた?」
「うん。まぁちゃんが優しかったの。」
「ふふふ。」
茉衣は郁の髪を撫でて、
「いい子ね。」
「ハルカは?」
「ハルカは、眠っているよ。もっと休ませた方がいいかな。早く起きると機嫌悪いくて怒ってるようなカオをするの。」「そうなの?」
そこへ電話が。茉衣は出る。
「もしもし、三田です。」
「もしもし、お義姉さん。真治です。」
茉衣は、
「沙衣は?」
「今朝方無事に産まれました。」
「おめでとう。どっちなの?」
「2950㌘女の子です。」
「本当!?すごい!」
「あの…郁に代われませんか?」
「そうね、代わるわ。」
茉衣は郁を連れて来る。
「パパからだよ。」
「パパ?」
郁は出る。
「パパ…?」
「郁、かわいい妹が産まれたよ。郁もお兄さんだ。」
「うん。」
家。
「茉莉はオレより郁か…。」
ショックを受ける遥紀。
「私じゃ不満?」
茉衣は言うと、
「満足してます。」
と言う遥紀。
「茉莉はお姉さんらしくしっかりしてる。郁への気持ちもお姉さん。ほらほら元気出して、パパ。ハルカでもだっこして。」
遥紀はハルカを抱いて、
「ハルカ…茉莉は反抗期なのか?」
茉莉は郁と一緒にお風呂に入る。郁は茉莉のひざの上にちょこんと座っている。
「ママ大丈夫かなぁ…?」
郁は言うと、
「大丈夫。ママはね、郁の弟か妹を産む為に苦しんでるんだよ。ママもハルカの時、苦しんでた。痛みと引き換えに生まれる?」
「何で痛いのに産むの?」
「単純に会いたいからじゃないかな?難しい質問だね。お仕置きしちゃうぞ。」
「え?」
茉莉は郁のほっぺにキスする。
「お仕置き。」
茉莉と郁は眠る。不安な郁を温めるように優し抱いて眠る茉莉。茉衣と遥紀は覗く。
「こう見ると姉と弟ね。ハルカが生まれて、茉莉に母性愛が芽生えたのね。」
「…。」
「パパ、素直になって。」
キス。
「茉莉が道を外れようとしたら私が責任もって躾る。鬼になる覚悟はあるわ。」「…。」
次の日、茉莉と郁は起きてくる。
「おはよう、パパ、ママ。」
茉衣は、
「おはよう。郁くん、眠れた?」
「うん。まぁちゃんが優しかったの。」
「ふふふ。」
茉衣は郁の髪を撫でて、
「いい子ね。」
「ハルカは?」
「ハルカは、眠っているよ。もっと休ませた方がいいかな。早く起きると機嫌悪いくて怒ってるようなカオをするの。」「そうなの?」
そこへ電話が。茉衣は出る。
「もしもし、三田です。」
「もしもし、お義姉さん。真治です。」
茉衣は、
「沙衣は?」
「今朝方無事に産まれました。」
「おめでとう。どっちなの?」
「2950㌘女の子です。」
「本当!?すごい!」
「あの…郁に代われませんか?」
「そうね、代わるわ。」
茉衣は郁を連れて来る。
「パパからだよ。」
「パパ?」
郁は出る。
「パパ…?」
「郁、かわいい妹が産まれたよ。郁もお兄さんだ。」