クローバー
「本当に?ママは?」
「元気だよ。郁に会いたいって。」
「ママ苦しんでないの?」
「もう苦しんでないよ。赤ちゃん抱いてる。」
「迎えに行くから待ってて?」
「うん…。」
「何だ、不満か?大丈夫、郁は大事な息子だ。お義姉さんの所でおとなしくしてたか?」
「あのねパパ、まぁちゃんとお風呂入ったの。一緒に寝たの。」
「…大胆な話だなぁ。」
「よかった。へへ。まぁちゃん優しいんだよ。」
「話は後で聞くね。それまでおとなしく言うこときけるね?」
「はい。」
「よし、パパが来るまで待ってて。」
「は〜い。」
茉莉は学校へ。
「郁、お姉ちゃん学校へ行かなくちゃ。」
「行ってらっしゃい。」
茉莉は郁の髪を撫でる。
茉莉が行った後。
「ねぇ、ハルカと遊んでいい?」
遥紀に聞く。
「いいよ。」
遥紀はハルカを抱き上げる。
「かわいいね。」
にこにこな郁。
「もうすぐ妹見れるね。」
言うと。
「へへっ。楽しみなの。」
言い、遥紀に抱き着く。
「郁はやんちゃだなぁ。」
「へへ。」
遥紀も仕事へ。茉衣は洗濯。郁は優しくハルカを見ている。
撫でてみる。
「きゃあきゃあ喜ぶ。」
抱いてみる。ハルカは郁を見つめてて、手をぱたぱたと動かしている。
しばらくしたら真治が郁を迎えに来る。郁は真治に抱き着く。真治は郁を抱っこして、
「お義姉さん、ありがとうございます。郁、ぐずらなかったですか?」
「いえ、大人しかったよ。ハルカもにこにこしてて、昨日は茉莉と仲良くお風呂入ったし、一緒に寝たねぇ。かわいいのよ。茉莉にてくてくついていくの。」
茉衣は笑って言う。
真治は、
「…郁があらぬ感情にならなければいいのですが…。」
「ないってば。ねぇ。」
「…ないとは言えない。郁が意識する年になれば、…いくら拒んでも力が勝る時が来ます。郁は男です。」
「…だって茉莉は母性的な慈愛。そんな感情ない。」
「男の力に耐えれる証明はありますか?…お義姉さんもわかるでしょう。お義兄さんとの力の差。」
「…。」
「私はできるだけ防ぎたい。今は理解できなくても何れは意識する。では、愛しい沙衣の所へ行きます。」
「…行ってあげて。そばにいて
「元気だよ。郁に会いたいって。」
「ママ苦しんでないの?」
「もう苦しんでないよ。赤ちゃん抱いてる。」
「迎えに行くから待ってて?」
「うん…。」
「何だ、不満か?大丈夫、郁は大事な息子だ。お義姉さんの所でおとなしくしてたか?」
「あのねパパ、まぁちゃんとお風呂入ったの。一緒に寝たの。」
「…大胆な話だなぁ。」
「よかった。へへ。まぁちゃん優しいんだよ。」
「話は後で聞くね。それまでおとなしく言うこときけるね?」
「はい。」
「よし、パパが来るまで待ってて。」
「は〜い。」
茉莉は学校へ。
「郁、お姉ちゃん学校へ行かなくちゃ。」
「行ってらっしゃい。」
茉莉は郁の髪を撫でる。
茉莉が行った後。
「ねぇ、ハルカと遊んでいい?」
遥紀に聞く。
「いいよ。」
遥紀はハルカを抱き上げる。
「かわいいね。」
にこにこな郁。
「もうすぐ妹見れるね。」
言うと。
「へへっ。楽しみなの。」
言い、遥紀に抱き着く。
「郁はやんちゃだなぁ。」
「へへ。」
遥紀も仕事へ。茉衣は洗濯。郁は優しくハルカを見ている。
撫でてみる。
「きゃあきゃあ喜ぶ。」
抱いてみる。ハルカは郁を見つめてて、手をぱたぱたと動かしている。
しばらくしたら真治が郁を迎えに来る。郁は真治に抱き着く。真治は郁を抱っこして、
「お義姉さん、ありがとうございます。郁、ぐずらなかったですか?」
「いえ、大人しかったよ。ハルカもにこにこしてて、昨日は茉莉と仲良くお風呂入ったし、一緒に寝たねぇ。かわいいのよ。茉莉にてくてくついていくの。」
茉衣は笑って言う。
真治は、
「…郁があらぬ感情にならなければいいのですが…。」
「ないってば。ねぇ。」
「…ないとは言えない。郁が意識する年になれば、…いくら拒んでも力が勝る時が来ます。郁は男です。」
「…だって茉莉は母性的な慈愛。そんな感情ない。」
「男の力に耐えれる証明はありますか?…お義姉さんもわかるでしょう。お義兄さんとの力の差。」
「…。」
「私はできるだけ防ぎたい。今は理解できなくても何れは意識する。では、愛しい沙衣の所へ行きます。」
「…行ってあげて。そばにいて