クローバー
新たな始まり
数日後、二人だけで話す遥紀と真治。
「私はお義兄さんに付いていくつもりです。」
遥紀は、
「ラジオを第一にして、少しずつナレーターとかできたらいいなと思っているんだ。」
「わかりました。私はお義兄さんに付いていきます。」
「ありがとう、真治君。」
遥紀は少しづつ動き始める。真治は仕事を辞め、遥紀に仕える。
テレビ局の廊下、
「あれ、しんちゃん?」
「お久しぶりです梅崎さん。久しぶり。」
「元気かい?」
「モデル業から身を引いてから全然なかったけど。今はマネージャーをしています。」
「トップに君臨してた人が惜しい。スタイルはあの時と見た感じ変わらない。」
「30越えたオジサンですよ。」
「30か…見えない。美しいカオだ。そういやあの時連れて来てたかわいい彼女は?胸はあるし、ピンときて、脱がせたらと思って写真撮ったけど、息を吹き掛けるだけで甘い色気出すのだから。撮ってる私でも照れる。」
遥紀は、
「さぁ…。」
真治は口止めして、
「妻ですね。母親になった今も変わらずかわいいです。」
「…そうか、彼女もお母さんになったのだね。」
「今日も家に、産まれたばかりの娘と5つになるやんちゃな息子といます。あの時はまだ誰も手をつけてないきれいな時でした。何回告白してもフラれて、やっとの思いで連れて来て、撮影の後は、不安で泣き出してしまって。どうしようもなく彼女が好きでした。結婚して、妻が支えてくれてます。この仕事も妻は喜んでいます。妻のお姉さんの為にできるのなら。妻のお姉さんの旦那さん。これが私にとって運命ですから。」
「そうか。またいろいろと話そう。話す機会があればいい。」
「はい。」
「元専属のカメラマンです。まさかここで会うとは思いませんでした。」
「さあちゃんを…。」
「沙衣を裸にさせた人です。沙衣の美しさを見抜いた人。目が肥えてます。見抜くのが上手いんです。」
「…。」
「沙衣は本当にかわいい。ベロンベロンですけど甘えたりされると嬉しい。」
遥紀は、
「一緒だよ。茉衣に甘えられると虜になるんだ。あと、聞きたいことがあるんだ。茉莉の父親だとどのくらい調べた?ネットだけでは似てても確実ではないし、卒業アルバムは決定打だけど、他にも調べたはずだ。論理的な真治君なら
「私はお義兄さんに付いていくつもりです。」
遥紀は、
「ラジオを第一にして、少しずつナレーターとかできたらいいなと思っているんだ。」
「わかりました。私はお義兄さんに付いていきます。」
「ありがとう、真治君。」
遥紀は少しづつ動き始める。真治は仕事を辞め、遥紀に仕える。
テレビ局の廊下、
「あれ、しんちゃん?」
「お久しぶりです梅崎さん。久しぶり。」
「元気かい?」
「モデル業から身を引いてから全然なかったけど。今はマネージャーをしています。」
「トップに君臨してた人が惜しい。スタイルはあの時と見た感じ変わらない。」
「30越えたオジサンですよ。」
「30か…見えない。美しいカオだ。そういやあの時連れて来てたかわいい彼女は?胸はあるし、ピンときて、脱がせたらと思って写真撮ったけど、息を吹き掛けるだけで甘い色気出すのだから。撮ってる私でも照れる。」
遥紀は、
「さぁ…。」
真治は口止めして、
「妻ですね。母親になった今も変わらずかわいいです。」
「…そうか、彼女もお母さんになったのだね。」
「今日も家に、産まれたばかりの娘と5つになるやんちゃな息子といます。あの時はまだ誰も手をつけてないきれいな時でした。何回告白してもフラれて、やっとの思いで連れて来て、撮影の後は、不安で泣き出してしまって。どうしようもなく彼女が好きでした。結婚して、妻が支えてくれてます。この仕事も妻は喜んでいます。妻のお姉さんの為にできるのなら。妻のお姉さんの旦那さん。これが私にとって運命ですから。」
「そうか。またいろいろと話そう。話す機会があればいい。」
「はい。」
「元専属のカメラマンです。まさかここで会うとは思いませんでした。」
「さあちゃんを…。」
「沙衣を裸にさせた人です。沙衣の美しさを見抜いた人。目が肥えてます。見抜くのが上手いんです。」
「…。」
「沙衣は本当にかわいい。ベロンベロンですけど甘えたりされると嬉しい。」
遥紀は、
「一緒だよ。茉衣に甘えられると虜になるんだ。あと、聞きたいことがあるんだ。茉莉の父親だとどのくらい調べた?ネットだけでは似てても確実ではないし、卒業アルバムは決定打だけど、他にも調べたはずだ。論理的な真治君なら