クローバー
が出るのよ。そっと触れて寝返りうたれた時にはもう…。」
「お姉さんはどうだったのかな?」
「初めて知る父親。彼女の育て方が良かったのか絆なのか引き付けられていったの。見てもわかるでしょ?過ごしてすぐに新しい命が宿った。それはかわいい娘の願ってたこと。弟か妹が欲しいと言われて思わず見つめ合ったみたいだし。ねぇ、りほはパパの事好き?」
「う〜ん。」
「嫌いにならないであげて、パパの愛は見返りのない愛。りほに嫌われたらどうしようとよく言ってる。臭いも気にしだしたわ。まだないけどね。りほが上だから一番に嫌われる…。パパはりほに甘えられるだけで嬉しい。道を外そうとすれば怒るけどそれは愛情。」
「甘えるの?」
「パパに何でも話してあげて?わかるんだから。パパがりほと話したがってるの。ね?」
「はい…。」
「その前にママ抱いていい?」
「ママ、私、できちゃったんだよね。私ができたから、結婚したんだよね。」
「違うの。パパとママが望んだからりほが産まれたの。」
ぎゅっ。
「ママ…。」
「パパ、私も入れて?」
「ん?」
4人と遊んでいる政治。
「おいで。」
「あのね、パパ大好きだよ。」
「りほ…パパもりほの事好きだよ。」
抱き合う。
宵、子供達は眠っている。
「どうした多恵子?」
「う…ん。マサ君の為にカラダ貸した方がいいのかな?ってね…。」
「多恵子、そんなのしなくていい。」
「だって、セイタがとられるんだよ。…マサ君、セイタを溺愛してる。本気よ。私達の3人目の息子…自分がお父さんだと教え込んでる。政治さんの息子だよ。養子になんてできない。ならいっそのこと私のカラダを貸してマサ君の子供を産んだ方がいい…。」
「させない!そんなことしたら離婚だ!!多恵子、それは私と子供達への侮辱行為だ。多恵子は母親であり妻だ。子供達に何と説明すればいい?お腹の子供を兄弟だと思うななんて裏切り行為だ。お義父さんやお義母さん達にどう説明するんだ!ただでさえ結婚当初信頼もなかった。子供のカオは見たくても、私のカオはできるだけ見たくないと。離婚届けに判を押せる覚悟があるのならしてもいい。ただし、5人の子供は渡さない!!」
「政治さ…ん。」
「オレは多恵子を愛してる。弟に渡してたまるか!!」
「…私も政治さんが好
「お姉さんはどうだったのかな?」
「初めて知る父親。彼女の育て方が良かったのか絆なのか引き付けられていったの。見てもわかるでしょ?過ごしてすぐに新しい命が宿った。それはかわいい娘の願ってたこと。弟か妹が欲しいと言われて思わず見つめ合ったみたいだし。ねぇ、りほはパパの事好き?」
「う〜ん。」
「嫌いにならないであげて、パパの愛は見返りのない愛。りほに嫌われたらどうしようとよく言ってる。臭いも気にしだしたわ。まだないけどね。りほが上だから一番に嫌われる…。パパはりほに甘えられるだけで嬉しい。道を外そうとすれば怒るけどそれは愛情。」
「甘えるの?」
「パパに何でも話してあげて?わかるんだから。パパがりほと話したがってるの。ね?」
「はい…。」
「その前にママ抱いていい?」
「ママ、私、できちゃったんだよね。私ができたから、結婚したんだよね。」
「違うの。パパとママが望んだからりほが産まれたの。」
ぎゅっ。
「ママ…。」
「パパ、私も入れて?」
「ん?」
4人と遊んでいる政治。
「おいで。」
「あのね、パパ大好きだよ。」
「りほ…パパもりほの事好きだよ。」
抱き合う。
宵、子供達は眠っている。
「どうした多恵子?」
「う…ん。マサ君の為にカラダ貸した方がいいのかな?ってね…。」
「多恵子、そんなのしなくていい。」
「だって、セイタがとられるんだよ。…マサ君、セイタを溺愛してる。本気よ。私達の3人目の息子…自分がお父さんだと教え込んでる。政治さんの息子だよ。養子になんてできない。ならいっそのこと私のカラダを貸してマサ君の子供を産んだ方がいい…。」
「させない!そんなことしたら離婚だ!!多恵子、それは私と子供達への侮辱行為だ。多恵子は母親であり妻だ。子供達に何と説明すればいい?お腹の子供を兄弟だと思うななんて裏切り行為だ。お義父さんやお義母さん達にどう説明するんだ!ただでさえ結婚当初信頼もなかった。子供のカオは見たくても、私のカオはできるだけ見たくないと。離婚届けに判を押せる覚悟があるのならしてもいい。ただし、5人の子供は渡さない!!」
「政治さ…ん。」
「オレは多恵子を愛してる。弟に渡してたまるか!!」
「…私も政治さんが好