クローバー
求する為に。学校帰りの茉莉をつけて茉衣の居場所を捜した。すぐにわかったよ。帰るなり玄関で抱き合ってキスをしてた。すぐに銀行に走って、できるだけおろしたよ。家に帰って頭を抱えて、愛しい娘と茉衣の事ばかり考えてた。次の日、茉莉が行ったのを確認してベルを鳴らし、何も知らずに開けた茉衣に追求したんだ。」
「…お姉ちゃんなら巻き込みたくなくて言わなかったんだよね。お姉ちゃんならそうしてたはず。」
「ああ、あなたには関係ないの一点張りだよ。別れた、それでいいじゃないって。よくないと茉衣を襲っても吐かなかった、鎖骨の下あたりにキスマークをつけて、子供の父親じゃない男に襲われて痕をつけられたら何と説明する?茉衣は感じていたよ。蜜がぐちゃぐちゃで、舐めて、父親以外の人に感じているんだ。そろそろ話すんだ、それ以上をする、と言っても、すればいいじゃない。もういい!と止めて、くたっとした茉衣の見ぬ間に靴箱の上に封筒を置いて帰った。その中には、お金と手紙。必ず迎えに行くというメッセージ。不器用だけどそれしかできなかった。どうしても茉衣から真実を聞きたかった。」
「姉さんを襲うなんて汚い!」
「…したくなかったよ。愛してる人を無理矢理抱くなんて、でも、茉莉の父親なんだ!」
「お姉ちゃんを抱いた時、お姉ちゃんは本当に断ち切れたのかな?愛し合った人だよ。」
「…茉衣のカラダは受け入れてた。演技してただけ。茉衣は涙が溢れてた。カラダが求めてた。変わってない。触れたカラダはあの時と同じ反応をした。それがまた切なかった。あの日から茉衣と宵に会うまでの仕事、生活、全ての内容を覚えていなくて。でも父親として頑張ろうと。茉莉と茉衣と過ごして、茉莉にパパ、と甘えられた時、生きてきてよかったと思った。茉莉が望んだ妹か弟、茉莉をお姉さんにさせたい。駆け落ちでもよかった。生きる糧。出来る限り茉衣を抱いた。」
「お姉ちゃんの妊娠…。」
「茉莉は狙われて、策略におちた。抱いた茉莉は虫の息で。弱い声でパパと呼んでくれた。パパ、寒いよ…。と言って、息が消えた。取り乱して、人口呼吸をした。救急車、運ばれて、茉衣に連絡した。」
「お姉ちゃん…。」
「茉衣は私を見つけるなり崩れ落ちた。私は茉衣を椅子に座らせると、抱き寄せた。今考えると、妊娠していた茉衣にはかなりの負担だっただろう。」
「お義姉さんの妊娠が分か
「…お姉ちゃんなら巻き込みたくなくて言わなかったんだよね。お姉ちゃんならそうしてたはず。」
「ああ、あなたには関係ないの一点張りだよ。別れた、それでいいじゃないって。よくないと茉衣を襲っても吐かなかった、鎖骨の下あたりにキスマークをつけて、子供の父親じゃない男に襲われて痕をつけられたら何と説明する?茉衣は感じていたよ。蜜がぐちゃぐちゃで、舐めて、父親以外の人に感じているんだ。そろそろ話すんだ、それ以上をする、と言っても、すればいいじゃない。もういい!と止めて、くたっとした茉衣の見ぬ間に靴箱の上に封筒を置いて帰った。その中には、お金と手紙。必ず迎えに行くというメッセージ。不器用だけどそれしかできなかった。どうしても茉衣から真実を聞きたかった。」
「姉さんを襲うなんて汚い!」
「…したくなかったよ。愛してる人を無理矢理抱くなんて、でも、茉莉の父親なんだ!」
「お姉ちゃんを抱いた時、お姉ちゃんは本当に断ち切れたのかな?愛し合った人だよ。」
「…茉衣のカラダは受け入れてた。演技してただけ。茉衣は涙が溢れてた。カラダが求めてた。変わってない。触れたカラダはあの時と同じ反応をした。それがまた切なかった。あの日から茉衣と宵に会うまでの仕事、生活、全ての内容を覚えていなくて。でも父親として頑張ろうと。茉莉と茉衣と過ごして、茉莉にパパ、と甘えられた時、生きてきてよかったと思った。茉莉が望んだ妹か弟、茉莉をお姉さんにさせたい。駆け落ちでもよかった。生きる糧。出来る限り茉衣を抱いた。」
「お姉ちゃんの妊娠…。」
「茉莉は狙われて、策略におちた。抱いた茉莉は虫の息で。弱い声でパパと呼んでくれた。パパ、寒いよ…。と言って、息が消えた。取り乱して、人口呼吸をした。救急車、運ばれて、茉衣に連絡した。」
「お姉ちゃん…。」
「茉衣は私を見つけるなり崩れ落ちた。私は茉衣を椅子に座らせると、抱き寄せた。今考えると、妊娠していた茉衣にはかなりの負担だっただろう。」
「お義姉さんの妊娠が分か