クローバー
って合図してた。…思い出すと今でも怖いけど、私がおじいちゃんにさらわれてぐったりしてた時、パパが来てくれた。パパは私を必死で助けようとしてた。血を吐いた私をパパは抱いてくれた。優しく温めてくれた。おじいちゃん。私ね、望まれて生まれて来た。パパとママを引き止めようとできた命。パパは私に同情して来たの?違うよ。パパは同情して来るような冷淡な人じゃない。たくさん抱いてくれた。寂しそうな時や、せつなそうな時があった。ごめんと何度も囁かれて。ハルカや茉菜にも優しくて、大好き。だからいじめないで?私はパパがパパで良かった。」
茉莉は礼衣にぎゅっと抱きしめられる。礼衣は、
「茉莉…姉さんが茉莉のパパを連れて来た時、倒れるくらい殴った。父さんも踏み付けたり殴ったりした。それは姉さんと茉莉を残したのを許せなかったから。今はそれ程恨んでいないよ。きちんと意志を持った人だ。そうだな。おじさんももし、同じ事になってたら同じ事してたと思う。おじさんは後輩に手を出したから。」
「え?」
「高校の2年後輩。親と弟達が賛成してたから順調に結婚できたけど。だって挨拶に行った時なんて早く孫が見たいといろいろな手段を使われたし。こう見えても最近は少しずつ仲良くしてるよ。って茉莉、胸出て来たなぁ。」
「な!?」
茉莉は胸を隠す。
「パパを大切にするんだよ。」
「はい。」
ハルカが起きる。目をゴシゴシ。茉衣に抱かれているハルカ。見つめる。甘える。
「ん…。」
茉衣は目覚める。
「今何時?」
「へ?」
夜7時。
すやすや眠る遥紀。
「遥紀、起きて。」
ちゅっ。
「ん〜っ。」
ぱちり。
「ん?茉衣?」
時計を見る。
「わぁ!?」
くすくす。
茉菜を抱いている茉莉と礼衣夫婦は笑う。
「いやん。大和、キス見ちゃったねぇ☆」
「茉菜、ママとパパキスしてたね。」
「この際、二人をキスさせる?」
ちゅう〜☆
茉菜と大和はキスさせられる。
「な!?」
「だってパパとママがチュウしてたら娘も触発されちゃうでしょ?」
「礼衣、それはあなたがさせてる!」
大和は聖華のキスが快感みたいで、泣いててもすぐに泣き止む。
「キス魔だよ。まだ1つにもなっていない。意識してな
茉莉は礼衣にぎゅっと抱きしめられる。礼衣は、
「茉莉…姉さんが茉莉のパパを連れて来た時、倒れるくらい殴った。父さんも踏み付けたり殴ったりした。それは姉さんと茉莉を残したのを許せなかったから。今はそれ程恨んでいないよ。きちんと意志を持った人だ。そうだな。おじさんももし、同じ事になってたら同じ事してたと思う。おじさんは後輩に手を出したから。」
「え?」
「高校の2年後輩。親と弟達が賛成してたから順調に結婚できたけど。だって挨拶に行った時なんて早く孫が見たいといろいろな手段を使われたし。こう見えても最近は少しずつ仲良くしてるよ。って茉莉、胸出て来たなぁ。」
「な!?」
茉莉は胸を隠す。
「パパを大切にするんだよ。」
「はい。」
ハルカが起きる。目をゴシゴシ。茉衣に抱かれているハルカ。見つめる。甘える。
「ん…。」
茉衣は目覚める。
「今何時?」
「へ?」
夜7時。
すやすや眠る遥紀。
「遥紀、起きて。」
ちゅっ。
「ん〜っ。」
ぱちり。
「ん?茉衣?」
時計を見る。
「わぁ!?」
くすくす。
茉菜を抱いている茉莉と礼衣夫婦は笑う。
「いやん。大和、キス見ちゃったねぇ☆」
「茉菜、ママとパパキスしてたね。」
「この際、二人をキスさせる?」
ちゅう〜☆
茉菜と大和はキスさせられる。
「な!?」
「だってパパとママがチュウしてたら娘も触発されちゃうでしょ?」
「礼衣、それはあなたがさせてる!」
大和は聖華のキスが快感みたいで、泣いててもすぐに泣き止む。
「キス魔だよ。まだ1つにもなっていない。意識してな