クローバー
ゅっと抱いて。
「えらい。ハルカの事も思ってたのね。」
「うん。ハルカは弟だよ。」
「そうだね。」
茉莉はハルカを抱いて、おもちゃをカラカラならす。
ハルカはきゃあきゃあ喜ぶ。
「ハルカ大好きだよ。」
茉莉はハルカにキスをする。
ハルカはかなり喜ぶ。
遥紀は茉衣に、
遥紀は茉衣に、
「茉莉、ハルカあやすのうまいね。」
茉衣は、
「ハルカも茉莉の事、お姉さんと意識してるみたい。甘えてるわ。構われたくてぐずって。兄弟できたら取り合いになったりして。」
「茉莉はきちんと対応するよ。だろ?」
遥紀は茉衣にそっとキス。
「茉莉に見られたら…。」
「パパとママがキスしてるのに茉莉は拒むか?」
「…。」
「会えない日々にどれだけ一人ぼっちの部屋で茉衣を求めては、断ち切ったか。…寂しいのは分かってるのに、結ばれない事くらい分かっているのに、考えては、一人で欲望に浸ってた。」
茉莉がハルカをあやしてると。
「入れて?」
遥紀が優しく声を掛ける。
「パパ。」
遥紀はハルカを抱いて、
「重くなったなぁ。はぁ…いずれは女好きに育つのかなぁ。まぁ男好きに育ってくれたらそれはそれで困るけど…。お姉ちゃん大好きだね。お姉ちゃんの前ではにニコニコするくせに今、ぶ〜ってカオして…パパくらい信用してよ。」
茉莉は笑って、
「ハルカ、パパ好きだもんねぇ。」
「茉莉は?」
「パパの事大好きだよ。だって、パパがいなくて、寂しくて。初めてパパと喋った時、本当に嬉しかったんだよ。その時はパパかどうか、わからなかったけど、毎日のように少しずつ話していると落ち着いて、心地よくて、今思えばパパだからかなって。へへ、10さいの時、初めて知ったパパは、カッコイイんだよ。」
次の日、日曜日、
今度は茉衣の実家へ。
まだ茉衣の父は遥紀を見るなり少し睨む。
弟も、
「…仕方ないんだよな…聖華も姉さん達(沙衣夫婦)も認めてるし、茉莉も姉さん(茉衣)も幸せそうだし、ハルカも生まれて、また作ったし…。悪い男じゃないけどさ。見てる限り。…でも一度捨てた男だろ?」
遥紀は謝る。
「何で謝るの?」
茉莉は疑問。
「…パパは許されている訳じゃないんだ。」
「えらい。ハルカの事も思ってたのね。」
「うん。ハルカは弟だよ。」
「そうだね。」
茉莉はハルカを抱いて、おもちゃをカラカラならす。
ハルカはきゃあきゃあ喜ぶ。
「ハルカ大好きだよ。」
茉莉はハルカにキスをする。
ハルカはかなり喜ぶ。
遥紀は茉衣に、
遥紀は茉衣に、
「茉莉、ハルカあやすのうまいね。」
茉衣は、
「ハルカも茉莉の事、お姉さんと意識してるみたい。甘えてるわ。構われたくてぐずって。兄弟できたら取り合いになったりして。」
「茉莉はきちんと対応するよ。だろ?」
遥紀は茉衣にそっとキス。
「茉莉に見られたら…。」
「パパとママがキスしてるのに茉莉は拒むか?」
「…。」
「会えない日々にどれだけ一人ぼっちの部屋で茉衣を求めては、断ち切ったか。…寂しいのは分かってるのに、結ばれない事くらい分かっているのに、考えては、一人で欲望に浸ってた。」
茉莉がハルカをあやしてると。
「入れて?」
遥紀が優しく声を掛ける。
「パパ。」
遥紀はハルカを抱いて、
「重くなったなぁ。はぁ…いずれは女好きに育つのかなぁ。まぁ男好きに育ってくれたらそれはそれで困るけど…。お姉ちゃん大好きだね。お姉ちゃんの前ではにニコニコするくせに今、ぶ〜ってカオして…パパくらい信用してよ。」
茉莉は笑って、
「ハルカ、パパ好きだもんねぇ。」
「茉莉は?」
「パパの事大好きだよ。だって、パパがいなくて、寂しくて。初めてパパと喋った時、本当に嬉しかったんだよ。その時はパパかどうか、わからなかったけど、毎日のように少しずつ話していると落ち着いて、心地よくて、今思えばパパだからかなって。へへ、10さいの時、初めて知ったパパは、カッコイイんだよ。」
次の日、日曜日、
今度は茉衣の実家へ。
まだ茉衣の父は遥紀を見るなり少し睨む。
弟も、
「…仕方ないんだよな…聖華も姉さん達(沙衣夫婦)も認めてるし、茉莉も姉さん(茉衣)も幸せそうだし、ハルカも生まれて、また作ったし…。悪い男じゃないけどさ。見てる限り。…でも一度捨てた男だろ?」
遥紀は謝る。
「何で謝るの?」
茉莉は疑問。
「…パパは許されている訳じゃないんだ。」