クローバー
「…別れる前に、寝たんだよな。」
「それしか子供できないし。今は赤ちゃんいるんだろ?同窓会で言ってた。」
遥紀と茉衣は、誓いの言葉を交わす。
”誓います”
指輪を交換する。
誓いのキス。
遥紀は茉衣のベールを上げて、キスを交わす。
甘くて、長いキス。
披露宴前に広場で雑談している。
茉衣は茉莉と、ゆりかごで眠っているハルカの側にいる。
茉衣の友人が、
「茉莉ちゃん大きくなったね。」
「はい。」
茉衣は、
「小学6年生だよね〜。」
と言い、にこっ。
友人は、
「赤ちゃんかわいいね。やっぱり三田君に似てる。寝顔かわいい。」
「ふふふ、こんなに人がいるのにおとなしいの。わかってるみたい。茉莉が大好きで甘えるの。また、それがかわいくて。もうすぐお兄さんなのにね。」
「…え?」
驚く。
茉衣はお腹をさすって、
「お腹の中にいるの。」
「また?…三田君、好きなのね。」
「時を埋めようとしたら…。」
「そういえば、あの人妹ちゃんの旦那さんだよね。」
真治を指す。
茉衣は、
「そうだよ。沙衣の旦那さん。沙衣、お腹大きいでしょ?もうすぐ生まれるの。」
「すごくカッコイイね。」
「え?」
違う友人は、
「私もそう思った。モデルくらいスタイルいいし、顔もはっきりしてるし。まさか、昔モデルしてたとか?」
「…そんな話聞いたことないなぁ。確かにスタイルいいよ。メタボなんて関係ないような。でも、馴れ初めナンパでしょ?沙衣の高校の隣の大学行ってて、雨の日に傘に入れてって毎回言ったらしい。郁くんのいいパパしてるし。郁くんも真治君の風貌に似てきた。そう、私達と同じ年だわ。」
そこへ郁を肩車した真治が、
「お義姉さん、そろそろ披露宴が始まるみたいです。」
「ありがとう。」
「…実は、お義兄さんを助けて欲しいんです。ほら、いじられてます。確か…あの人、小学校一緒だった様な…。」
茉衣は、
「米野君?」
真治は、
「そうだ、そんな苗字でした。たまに遊んだ記憶あります。中学、高校は、私立の男子校でしたから。…男子校は、女子がいなくて楽しくなかったけれど。大学生の時にかわいい人見つけましたから。」
にこっ。
茉衣は、
「話しかけない
「それしか子供できないし。今は赤ちゃんいるんだろ?同窓会で言ってた。」
遥紀と茉衣は、誓いの言葉を交わす。
”誓います”
指輪を交換する。
誓いのキス。
遥紀は茉衣のベールを上げて、キスを交わす。
甘くて、長いキス。
披露宴前に広場で雑談している。
茉衣は茉莉と、ゆりかごで眠っているハルカの側にいる。
茉衣の友人が、
「茉莉ちゃん大きくなったね。」
「はい。」
茉衣は、
「小学6年生だよね〜。」
と言い、にこっ。
友人は、
「赤ちゃんかわいいね。やっぱり三田君に似てる。寝顔かわいい。」
「ふふふ、こんなに人がいるのにおとなしいの。わかってるみたい。茉莉が大好きで甘えるの。また、それがかわいくて。もうすぐお兄さんなのにね。」
「…え?」
驚く。
茉衣はお腹をさすって、
「お腹の中にいるの。」
「また?…三田君、好きなのね。」
「時を埋めようとしたら…。」
「そういえば、あの人妹ちゃんの旦那さんだよね。」
真治を指す。
茉衣は、
「そうだよ。沙衣の旦那さん。沙衣、お腹大きいでしょ?もうすぐ生まれるの。」
「すごくカッコイイね。」
「え?」
違う友人は、
「私もそう思った。モデルくらいスタイルいいし、顔もはっきりしてるし。まさか、昔モデルしてたとか?」
「…そんな話聞いたことないなぁ。確かにスタイルいいよ。メタボなんて関係ないような。でも、馴れ初めナンパでしょ?沙衣の高校の隣の大学行ってて、雨の日に傘に入れてって毎回言ったらしい。郁くんのいいパパしてるし。郁くんも真治君の風貌に似てきた。そう、私達と同じ年だわ。」
そこへ郁を肩車した真治が、
「お義姉さん、そろそろ披露宴が始まるみたいです。」
「ありがとう。」
「…実は、お義兄さんを助けて欲しいんです。ほら、いじられてます。確か…あの人、小学校一緒だった様な…。」
茉衣は、
「米野君?」
真治は、
「そうだ、そんな苗字でした。たまに遊んだ記憶あります。中学、高校は、私立の男子校でしたから。…男子校は、女子がいなくて楽しくなかったけれど。大学生の時にかわいい人見つけましたから。」
にこっ。
茉衣は、
「話しかけない