バッドジンクス×シュガーラバー
「牧野くん、カツ丼ひとくちもらってもいい? ヒレカツひとつあげる」
「お、やった。さんきゅー」
自然に交わされる仲良さげなやり取りを、もぐもぐと咀嚼しつつホッコリ気分で眺める。
ジンクスの件を知ってからも……いや、これまで以上に、ふたりは気さくな態度で私と接してくれていて、それがとてもうれしかった。
ちなみに牧野さんとえみりさんは、あれから本当にいろんな神社仏閣を巡って各地のお守りをゲットしては、牧野さんのキーケースに追加しているそうだ。
つい昨日も見せてもらったけれど、どんどん増えたカラフルなお守りはなかなかのボリュームで、驚いてしまった。
『なんかもう、俺らふたりともパワースポット巡り自体が楽しくなっちゃって。取引先で話のネタにもなるしね』
そう言って笑ってくれた牧野さんには、本当に感謝しかない。
談笑しながらそれぞれのごはんを食べ進めていると、途中、えみりさんがお手洗いで席を立った。
そのとき私は思いきって、これまでずっと気になっていたことを牧野さんに訊ねてみる。
「お、やった。さんきゅー」
自然に交わされる仲良さげなやり取りを、もぐもぐと咀嚼しつつホッコリ気分で眺める。
ジンクスの件を知ってからも……いや、これまで以上に、ふたりは気さくな態度で私と接してくれていて、それがとてもうれしかった。
ちなみに牧野さんとえみりさんは、あれから本当にいろんな神社仏閣を巡って各地のお守りをゲットしては、牧野さんのキーケースに追加しているそうだ。
つい昨日も見せてもらったけれど、どんどん増えたカラフルなお守りはなかなかのボリュームで、驚いてしまった。
『なんかもう、俺らふたりともパワースポット巡り自体が楽しくなっちゃって。取引先で話のネタにもなるしね』
そう言って笑ってくれた牧野さんには、本当に感謝しかない。
談笑しながらそれぞれのごはんを食べ進めていると、途中、えみりさんがお手洗いで席を立った。
そのとき私は思いきって、これまでずっと気になっていたことを牧野さんに訊ねてみる。