【完】今日もキミにドキドキが止まらない
「ずるいよ……っ」
「俺はずるいよ?日菜がやだって言っても可愛がりたくて仕方ない」
「工藤くん、も、もうやめて……」
お願いこれ以上は、恥ずかしくて今にも気絶しそう……。
「最初に言ったろ?手加減しないって」
本当に、工藤くんは少しも手加減してくれない。
「日菜、照れてる?」
「て、照れてる……恥ずかしいもん……」
「そういう素直なとこも可愛いよね」
「……!?」
きっと私は、どんどん工藤くんに溺れていく。
工藤くんは、私のことをドキドキさせる天才だ。
---だから私はこの先も、
ずっとずっと工藤くんにドキドキしています。
*Fin*