未来の私へ
「本当何でだろうね。一言で言うと『待ち疲れた』のかな。もう少し早くプロポーズしてくれたら…どうなってたかなぁ。後悔するかもしれないけど、昨日の私は断る事を選んだ。」
「後悔しませんよ。紗香さんを絶対俺の方へ振り向かせます。」
「仕事中に何言ってるの。」
「じゃあプライベートでなら紗香さんを口説いてもいいですか?」
池上君の表情がパァっと明るくなり、ベンチから立ち上がる。
「今日、仕事が終わったら紗香さんの家に行きますから、シャワー浴びて待ってて下さいね。俺、ヤル気に満ち溢れてますから。」
とびきりの笑顔でそれだけ言い残し、走って会社へ戻っていった。
「ヤル気って・・アイツ、何する気よ。」
私は立ち上がり空を見上げた。すでに池上君のペースに巻き込まれているし、私の彼に対する感情がどう変わるかまだ分からない。でも、未来への道はまた繋がったのかな。
そう思いながら、仕事を早く終わらせる為私は会社へ戻った。
未来の私へ ーー
今、私の隣には池上君は居ますか?
「後悔しませんよ。紗香さんを絶対俺の方へ振り向かせます。」
「仕事中に何言ってるの。」
「じゃあプライベートでなら紗香さんを口説いてもいいですか?」
池上君の表情がパァっと明るくなり、ベンチから立ち上がる。
「今日、仕事が終わったら紗香さんの家に行きますから、シャワー浴びて待ってて下さいね。俺、ヤル気に満ち溢れてますから。」
とびきりの笑顔でそれだけ言い残し、走って会社へ戻っていった。
「ヤル気って・・アイツ、何する気よ。」
私は立ち上がり空を見上げた。すでに池上君のペースに巻き込まれているし、私の彼に対する感情がどう変わるかまだ分からない。でも、未来への道はまた繋がったのかな。
そう思いながら、仕事を早く終わらせる為私は会社へ戻った。
未来の私へ ーー
今、私の隣には池上君は居ますか?