求愛一夜~次期社長とふたり暮らししています~
入り込んでくる熱に身体ごと奪われそうになる。シーツをギュッと握ると、剥がすように手首を掴まれる。

私を見つめる瞳が柔らかい弧を描いた。

「好きだよ」

全身にキスの雨を降らせた唇が、手の甲にそっと舞い降りる。
神聖な愛を誓うような行為に胸がいっぱいになり、身も心も彼に捧げる。

身体が弓なりにしなり、快楽の波に身を委ねていった。

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