魔法使いの君に恋した

二人だけの放課後

翌日がきてあっという間に放課後になった。

「今日は練習した雪の魔法を見せるね。」

snow と彼女が唱えた。

すると一面真っ白になるぐらいに雪が降ってきた。

「うわぁ…。 菜乃花の魔法って綺麗だよね。」

「大河には出来ない魔法を持ってるからかな?うふふ。」

そう話しながら彼女は微笑んだ。

今かもしれないと俺は告白の準備をした。

夕焼けが窓から差し込んで彼女が美しく見えた。

夕焼けよりも綺麗で雪のようにかすかに光っていた。
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