外国人とお見合いします!
二度目のデート
アレッサンドロさんと連絡先を交換し、お見合いは終了した。とても楽しい一日になったなと頰を緩ませる。

「お見合い、どうだったか?」

お父さんが緊張したように訊ねてきた時、私は「また会う約束をしたよ!」と笑った。

二度目のデートのお誘いは、その日の夜にやってきた。

『よければ、次の日曜日にデートしませんか?』

私は嬉しすぎてベッドの上で飛び跳ねる。そしてすぐに『はい!楽しみにしています!』と送った。



翌日、桃ちゃんに「どんな人だった?どうだった?」と質問ぜめにあった。

桃ちゃんの勢いに苦笑しながら、私は「とてもいい人だったよ!日曜日にまた会う約束をしたんだ」と言う。桃ちゃんは目を輝かせた。

「え〜、すごいじゃん!!どこに行くの?」

「ショッピングデートするよ」

ただ、と私は桃ちゃんに不安げな目を向ける。デートのことを考えるとちょっと、いやかなり緊張しちゃう。

「アレッサンドロさん、とてもおしゃれだしデートにどんな服着ていけばいいのかわからなくて」
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