Goodbye, Love Junky!!
「ねぇ遊。今日は、私も遊の首んとこ、咬んでいい?」
君の首に咲く赤い華は色んな人に見られて、その人たちの心を掻き乱していくだろうね。
彼女たちはどんなことを思うだろう。
自分のものだと思っていた男が、実は誰のものでもなかったショックを抱えて、それでもなおこの男に抱かれることを選ぶのか。
それとも、私みたいに…。
「遊…好きだよ。好きだったよ」
遊との痛みに顔を歪めることももうなくなった。
さて、次は誰と『火遊び』をしよう。