Goodbye, Love Junky!!
彼女に一番好きな遊びを訊かれて、火遊び、と答えた。
あれから、他のやつと何人も遊んだ。
けど、誰も川橋の代わりにはなれなかった。
薄々気づいてた。
彼女が他の男ともそういうことをしていると。
俺はその内の一人に過ぎなかったということ。
俺が、彼女に一番近い存在だったということ。
波長がたまたま合っただけ、あの出会いに深い意味なんてなかったのだと、廊下で川橋を見かける度女々しく自分にそう言い聞かせていた。
それでも。