Goodbye, Love Junky!!

さすがに昨日あったことは言わない。

あれは俺だけの秘密だ。


「告白するなら早いほうがいいだろうね。あの人ほんとに人気だから、近いうち優良物件がさらっていくかも」

「だよなぁ…」


頭がふわふわしてなにも手につかない。

彼女がちょっと視界に入るだけで心臓がドキッとして、笑いかけられた日には1日ハッピーだ。


これを恋と言わずして、何を恋と言う。


5限、ひそかに放課後の作戦を練った。


< 31 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop