Goodbye, Love Junky!!


「あ、海人。」

「おーやっと帰ってきたか」

正門の柱に凭れて話し込んでいたらしいのは、2人の友人。

今日遅くなるかもって言ったよな?


「慰めてやらんといかんだろって、こいつがうるさくてさ」

「待ちたいって言ったのはお前だろ。嘘つかないで」


あー、そういうこと。


2人とも俺がフラれるって分かってたのね。


もしかして、俺って愛されてる……?


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