Seven...KOKI
「光輝?…でも」
「ばかっ。そんなに泣いて
言い訳すんのか?」
「でも!」
「ま、まぁ。引き取ってくれたのは
いい事じゃ。よかったな、愛莉ちゃん」
雪は何も言わなかったけど
さっきとは全然違って
思いっきりの笑顔。
その笑顔にちょっと
どきどきしたのは絶対内緒…。
そして…家に帰って押入れのすみに
隠れてたモカを見て、
2人そろってモカの存在を
忘れてたことは…内緒じゃねぇか。