Seven...KOKI
俺って結構束縛かも…。
気をつけないと…。
って…あっ!
「そうだ!忘れてた!」
俺はいそいで起き上がりかばんから
雪への誕生日プレゼントを取り出した。
「雪。あの…これプレゼント」
「え?」
「何あげていいかわかんなかったから
仕事場の人に聞いたんだけど…」
気に入らなかった?
やっぱ…だめ?
黙り込んでしゃべらない雪。
「…雪?やっぱ気に入らない?」
「え?ううん。
すっごい嬉しいありがと」
そう言って笑顔で答えてくれた。
「はぁ~よかった」
ほっとしたら気が抜けた。
「…光輝?」
「いやっ、気に入らなかったら
どうしようと思って」