Seven...KOKI
よかった~…。
「光輝!よかったね!」
雪が俺のそばにかけより
笑顔で話した。
いや…っていうかお前の方が…。
「雪ちゃん。あなた…」
急に真剣な目で雪を
見つめだした香奈さん。
「…香奈さん?」
「あなたすごいわね…。
モデルの才能あるんじゃない?」
「えっあのっ…無いですよ!
あたしにそんなの…ねぇ光輝!?」
「えっ…あぁ…」
いや…あると思う。
けど…。
「いいえ。あります」
「滝さん…」
「光輝だって気づいてるんでしょ?
この数年Sevenでいろんなモデル
見てきたんだから。
雪ちゃんは才能あります」
「滝さん…まさか」
少し笑いながら香奈さんは言った。
「雪ちゃん。Sevenの専属モデルに
なる気はない?」