Seven...KOKI

よかった~…。



「光輝!よかったね!」



雪が俺のそばにかけより
笑顔で話した。



いや…っていうかお前の方が…。



「雪ちゃん。あなた…」



急に真剣な目で雪を
見つめだした香奈さん。


「…香奈さん?」



「あなたすごいわね…。
モデルの才能あるんじゃない?」



「えっあのっ…無いですよ!
あたしにそんなの…ねぇ光輝!?」



「えっ…あぁ…」



いや…あると思う。



けど…。



「いいえ。あります」



「滝さん…」



「光輝だって気づいてるんでしょ?
この数年Sevenでいろんなモデル
見てきたんだから。
雪ちゃんは才能あります」



「滝さん…まさか」



少し笑いながら香奈さんは言った。



「雪ちゃん。Sevenの専属モデルに
なる気はない?」


< 226 / 533 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop