Seven...KOKI
あれで変に確信してしまった。
雪にはモデルの才能があるって。
でも…もしSevenの専属モデルになったら
いつも一緒にいられる。
それはちょっと…いいかもしんない。
「…光輝…顔がにやけてる」
「えっ?…あ…うるせぇ!」
「いやらしいこと考えてたんでしょ!
だってほらっ…」
雪が指さしたのはテレビ。
グラビア特集をしてた。
「うわぁ!」
俺は急いでチャンネルを変えた。
「やっぱり考えてたんだ…最低!」
「ばっばか!そんなわけないだろ!」
「嫌だ~…」
「お前なぁ!」
「えっ…きゃあ!あははっ」
俺は雪に抱きついてくすぐった。
「やめっ!!…あはははっ!」
「もう生意気なこと言わねぇか!!」