Seven...KOKI
「光輝なら…無理やりでも…
嫌じゃないよ?」
そんなこと…またそんな顔で…。
「嫌」
「…んんっ…ん…」
「…俺は嫌」
雪を見つめて…ちょっと我慢して、
「雪のこと本気で好きだから…
無理やりするのは…絶対嫌。
ちゃんと普通の状態で…抱きたい…」
って…俺何言ってんだろ…。
言った俺は恥ずかしくなって
唖然としてる雪から目線をはずした。
けど、はずしてすぐ雪の手が俺の両頬に
触れたと思うと引き寄せられてキス。
「え…」
「光輝…真っ赤。
今日の病院の時みたい…」
「ま、まじ?」
俺がそう言うと雪は少し笑って、
「分かった。じゃあ、待ってるから」
「は?」
「普通の時に抱いてもらえるまで」
「あの…雪…さん?」