Seven...KOKI
今日はゆっくりしよう。
と、思ったそばから…。
「光輝ぃ!!!!起っきろ!!」
勢いよく俺の部屋を開ける雪。
「あぁ!?」
眠たいのに…。
「なんだよ…寝させろ」
「何言ってんの!朝ごはん作ったんだよ」
「朝ごはん?」
「そう♪早くおいでね~」
そういえば…。
腹も減ったな。
仕方ない。
しぶしぶベッドから出て
リビングに入った。
机の上には確かに朝ごはんがある。
「いっただきまぁす!!」
俺が座るのを確認して元気に合掌する雪。
俺もつられて手を合わせる。
「いただきます」