Seven...KOKI


俺酒弱くてお茶飲んでたから
全然楽しくなかったし…。



遠くで歌音ちゃんと遊んでる雪を見る。



せっかく雪といられるのに…
おじさんお願いだから離してっ。



けど俺の願いもむなしく、



「よーしっ。じゃあ光輝も飲めっ。
ほら、グラス持って!」



机に置いてあったグラスを渡してきた。



「はい!かんぱーいっ」



上機嫌のおじさんを横目に苦笑いで
グラスを口にする。



「あ…光輝それお酒っ」



香奈さんの言葉が聞こえた時には
すでに視界がぼやけだした。



「ぎゃあーっ光輝!」



ソファーに座ってた俺はそのまま
崩れるように横に倒れた。



「ちょっとお父さん!
こんな強いお酒光輝に飲ませないでよ!
大丈夫光輝!?」



香奈さんが俺の顔をペチペチ叩くけど
しゃべれない俺。



そのまま気を失った。










目が覚めた時にはベッドに寝てた。


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