Seven...KOKI
瞳のいるかは鍵からはずして瞳の部屋…
今は、雪の部屋の棚の引き出しに入れた。
…あれ?
瞳のやつ荷物置いてってる…。
そういえばこのベッドとかも
全部あいつのなのにな…。
いつか取りにくるのかな…。
そう思って玄関に向かう時思った。
俺…結構瞳のことあきらめついてるかも。
「光輝!遅い!」
こいつのおかげか?
玄関についた時、俺の方に向かって
怒鳴りちらす雪。
「雪、ありがとなっ」
そう言って雪の頭をくしゃくしゃとした。
「何っ!?私なんかした?」
「別に?行くぞ」
「行くぞ。じゃないよ!
光輝が遅いから遅れたじゃん!」
「勝手に決めた雪が悪い」
玄関の鍵をしめてエレベーターに向かう。
ん?
「待て雪。なんで俺の名前知ってんだ?
俺言った?」