Seven...KOKI
●5章
カウントダウン
目が覚めた時…目に入ってきた白い天井。
…っ…。
なんだこれ…頭がズキズキする。
ありえなくらいの頭痛の中頭をおさえて
体を起こした。
ここ…どこだ?
「おっ?気がついたかい?」
声が聞こえ顔を向けると机に向けていた
体を俺に向ける白衣の男がいた。
「うん…もう大丈夫そうだね」
俺の体をながめながらそう言う。
見た感じその男は間違いなく医者。
周りを見わたして思った。
ここは病院で…診察室?
小さな部屋に医者のための机。
その上にはパソコンやいろんなカルテが
置いてありその横には診察用の
道具がそろっている。
俺はその部屋の小さなベッドに横に
なっていた。
「あの…俺はなんでここに?」
「覚えてないのかい?
君、救急車で運ばれてきたんだよ」
運ばれてきた?