Seven...KOKI
「光輝の部屋のとこに【光輝】って
ネームプレートかけてあったもん」
あっ…。
瞳がかけたやつだ。
「なるほど」
エレベータに乗り、1階へ。
1階につき玄関ホールを出た時、
「光輝くん!おはよう!」
後ろから声をかけられた。
「あっ。管理人さん。
おはようございます」
その人はこのマンションの管理人だった。
管理人は俺にあいさつすると同時に
隣にいる雪を不思議そうに見つめた。
「ん?んんん??瞳さんは?」
「あっ。ちょっといろいろと…」
「あらぁ~。別れちゃった?」
「…」
「まぁ元気出しなさいっ!
なんかあったらあたしに言ってねぇ~」
そういいながら管理人はマンションの中に
入っていった。
「瞳って…」