Seven...KOKI
…そう思っていた。
けど…あの日から始まっていたんだ。
カウントダウンが…。
「…っ…痛ぇ」
急な頭痛に頭をおさえる。
「え、大丈夫?」
「最近光輝、頭痛多いわね。
病院行ったら?」
俺を心配そうに見つめる雪と香奈さん。
「あぁ~…でも今忙しいんで…」
「でも早めに治しておかないと
仕事に影響出たら困るでしょ?」
「そうだよ光輝。
忙しくても体調管理は大事だよ?」
「う~ん…でもなぁ…」
手元の資料をめくる。
ここ最近朝から夜まで仕事で疲れてる
だけだろうし…。
とりあえず今の仕事が終わるまでは
病院には行けそうに無いな。
「…っ…」
「ほら、また…」