君の子守唄
涙
「あぁ~楽しかったねぇ~」
向かい合う観覧車で見せる笑顔は、いつもの寧々だった。
ホッとする俺に
「彰人君。
もうこれで………終わりにするね。
今までワガママ言って甘えて………ごめんなさい。」と…………
何の話だ??
マジマジと見つめる俺を前に
大きな瞳を潤ませる。
えっ!?
何かしたか??
「ちょっ………待て待て待て。
何があった??
何処か痛いのか??
洋介に………嫌、おばさんに電話するか??」
急に寂しくなったのかと思い聞いてみると
泣き笑いの顔で
「やっぱり彰人君は、彰人君だね。」と意味不明な言葉をはく。
年頃になり、男の俺には理解し難い言葉や行動を取るようになった。
これも、例のあの男のせいか??
「来月には、高校生だもん。
彰人君から卒業してあげる。
だから、もう寧々の子守りはいいからね。」
急に女の子らしくなったと思ったら、瞳をウルウルさせて
俺から卒業宣言って……………。
そう言えば、洋介達が俺とくっつけたがっていたけど………
もしかして、彼氏と一緒になりたいのに
周りが俺みたいな奴とくっつけようとしてるから………困ってるのか?
向かい合う観覧車で見せる笑顔は、いつもの寧々だった。
ホッとする俺に
「彰人君。
もうこれで………終わりにするね。
今までワガママ言って甘えて………ごめんなさい。」と…………
何の話だ??
マジマジと見つめる俺を前に
大きな瞳を潤ませる。
えっ!?
何かしたか??
「ちょっ………待て待て待て。
何があった??
何処か痛いのか??
洋介に………嫌、おばさんに電話するか??」
急に寂しくなったのかと思い聞いてみると
泣き笑いの顔で
「やっぱり彰人君は、彰人君だね。」と意味不明な言葉をはく。
年頃になり、男の俺には理解し難い言葉や行動を取るようになった。
これも、例のあの男のせいか??
「来月には、高校生だもん。
彰人君から卒業してあげる。
だから、もう寧々の子守りはいいからね。」
急に女の子らしくなったと思ったら、瞳をウルウルさせて
俺から卒業宣言って……………。
そう言えば、洋介達が俺とくっつけたがっていたけど………
もしかして、彼氏と一緒になりたいのに
周りが俺みたいな奴とくっつけようとしてるから………困ってるのか?