君の子守唄
出発前に、同じことを3人に聞いた。
アイツ等には…………
こうなることが、分かってたんだろうな。
何せ、寧々の幸せだけを祈ってきたメンバーだから。
「ヨシッ!
顔を洗って、昨日の分も楽しむぞ。
今日から俺達の新しいスタートだからな。」
まだ恥ずかしがる寧々を、強引に連れ出し
二人一緒にドアを出る。
ロビーに降りると
ニヤニヤ笑う洋介と彩ちゃん。
………………と
いつものメンバー。
はぁっ?!
驚く俺に
「雨降って地固まる………だろう?」と会長。
「えっ!?
……………………仕事…………………。」
戸惑う俺に
「こんな面白いことに、会長が大人しくしてるわけないだろ!
大体、昨日直ぐに寧々を捕まえてホテルに連れて帰った段階で
おかしいと気づけよ。」と兄貴。
「パークの入り口で、項垂れてた彰人兄……可愛いかったよ。」と
大きな腹をつき出して笑う咲。
……………………いったい、いつから見てたんだ??
ガックリ肩を落とす俺とは対象的に
「お母さん!
お兄ちゃん達!!
パパ!!!」とおおはしゃぎの寧々。
「彰人に泣かされたか?」と全てを知っている洋介が
こちらをニッコリ笑って、頭を撫でている。
アイツ等には…………
こうなることが、分かってたんだろうな。
何せ、寧々の幸せだけを祈ってきたメンバーだから。
「ヨシッ!
顔を洗って、昨日の分も楽しむぞ。
今日から俺達の新しいスタートだからな。」
まだ恥ずかしがる寧々を、強引に連れ出し
二人一緒にドアを出る。
ロビーに降りると
ニヤニヤ笑う洋介と彩ちゃん。
………………と
いつものメンバー。
はぁっ?!
驚く俺に
「雨降って地固まる………だろう?」と会長。
「えっ!?
……………………仕事…………………。」
戸惑う俺に
「こんな面白いことに、会長が大人しくしてるわけないだろ!
大体、昨日直ぐに寧々を捕まえてホテルに連れて帰った段階で
おかしいと気づけよ。」と兄貴。
「パークの入り口で、項垂れてた彰人兄……可愛いかったよ。」と
大きな腹をつき出して笑う咲。
……………………いったい、いつから見てたんだ??
ガックリ肩を落とす俺とは対象的に
「お母さん!
お兄ちゃん達!!
パパ!!!」とおおはしゃぎの寧々。
「彰人に泣かされたか?」と全てを知っている洋介が
こちらをニッコリ笑って、頭を撫でている。