ラヴシークレットルーム Ⅲ お医者さんとの秘密な溺愛生活


よかった
ひとりで宿題に立ち向かわなくてもいいみたい

だけど
覚悟とか
即、実行とか
いまいち、よくわからない

しかも宿題を終えるの、大変そう
でも、答えを探す勇気はくれた


いつもは口数が少ない彼が
子供みたいに “イヤだ。” とか言いながらも
彼の想いみたいなものに触れることができたような気がしたから

こういうナオフミさん
珍しいかも・・・


お互いただ気を遣って何も言わないのが大人
・・・そう思っていたけれど

こうやって子供みたいに言い合うのも
時には
不器用な私達にとっては大切なんだと
この時に知ったんだよ。


昨日の夜の・・・ふたりのすれ違いからくるモヤモヤが少し晴れた気がしたし、
向かっている未来が同じであることも
理解できたから。



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