ラヴシークレットルーム Ⅲ お医者さんとの秘密な溺愛生活


お互いに白衣を着たままだけど
またPHSが鳴るかもしれないけれど
誰かが資料を探しにこの部屋に入ってくるかもしれないけれど


そんなこと・・・もう、構うもんか



「・・・・・・ハァ、、、、、、ンん・」




キスをしながら伶菜が漏らすかすかな吐息によって理性が完全に崩壊した俺は
相変わらず耳を掠めるパソコンの起動音に一切気を止めることもなく
普段の自分ではありえないぐらい
今という時間に背を向けようとしていた。



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