ラヴシークレットルーム Ⅲ お医者さんとの秘密な溺愛生活
冷静沈着な仕事中の彼
看護師さん達との・・・プライベートトークでも
私との・・・患者さんについての電話のやりとりでも
業務時間中の彼は冷静に思えて
昼休み直後の彼の電話はなぜかちょっと不思議な感じだったけど
それでも、患者さんに向き合うのに必要な情報はちゃんと彼から私に届いた。
私も彼みたいに公私混同しないように上手くやらなきゃ・・・と自分に言い聞かせながら、彼から得られた患者さん情報をカルテに書き込もうとした時、またPHSが鳴った。
またナオフミさんかな?
指示処方箋の患者さんについての追加情報かな?
今度は自分から・・・患者さんについて気になりそうなコトとかを彼に聞いてみなきゃ・・
冷静に
丁寧に
的確に・・・
『ハイ、臨床心理室、高梨です。あの・・・さっきの』
「もしもし、総合診療内科の前田です。」
ナオフミさんじゃなくて
前田先生?!