ラヴシークレットルーム Ⅲ お医者さんとの秘密な溺愛生活



こうやって共犯関係になることもある
ナオフミさんと私。

偶然の出逢いも
辛い別れもあったけれど

一緒に悩み
苦しんだこともあったけれど

それらがあったから
かけがえのない今に繋がっている


そう思えるのも
彼のおかげ


これからのミライも
きっと
ずっと
彼と一緒にいられるように



『また頑張る!!!!!』

「・・・怒られる覚悟、できたみたいだな。それじゃ、遠慮しなくてもよさそうだ・・・」

『そういう訳じゃ・・もう1回とか、、、無理無理!!!!!』


そう言いながらも
またお互いの薬指を絡めた私。


「無理・・・じゃなさそうだな。」

『・・・・////!』


目が合った彼に自分のココロの中を見透かされているのも
理解しているから、嘘とかつけない。


『でも、ここは誰にも内緒にしておいて欲しい・・な。』

「伶菜こそ、森村とかに後をつけられるなよ。」

『・・・き、気をつけます。』

「あと研修医にも・・・くれぐれも気をつけるように。」



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