Mr.ファンブル
う〜ん、
こうして世の中見渡すと、やっぱりショート人のような連中が必要だなぁ。
何とかして、このスバラカシイ連中のコトを皆に知ってもらわないと。

よし、
今日の探求家は開店休業だ!
今日の俺は[新別冊ショート人]を生み出す空想家(と書いてシナリオライターと読む)として世に君臨するっ!

えっと…
まず話の発端が要るな。

…そうだ!
先日、知り合いから聞いた話だ!

「こないだ、ウチの工場で女の子が倒れたって聞いてさぁ…」

これだ。
こっから始めよう。

そして女の子は救急車で運ばれて、病院のベッドの中。

気がつくと、窓辺の花瓶にバラの花が一輪。

「まぁ、誰かしら。
もしかして私のために?」

女の子は特に異常は無く、診断結果は過労。
半日で退院した…


ん?
ちょっと症状が軽いか。
もう少し重症になってもらうか。

………

女の子の症状は食べ過ぎで、倒れたと思われたのも単純に滑って転んだあと起きるのに手間取っただけだったが、そんな理由で入院したなんて世間に知れたら嫁の貰い手も無いため、もう少し仮病を使って病院に居座ることにした。

これで良し!
パーペキだ!
(※注:パーフェクト+完璧。
現在、あまり使われません)
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