明日、きみと“オトナ”になりたい。
この感情が、ただ“コドモ”が背伸びしてみた、恋心だとされるのならば。
明日、きみと“オトナ”になりたい。
きみと一緒に、“オトナ”になってしまいたい。
今日“スグ”には、なりたくないけど。
今日くらいは、“スキ”でいたいから。
……もし、この好きが、“コドモ”だからの感情じゃなくて。
“オトナ”でも好きが成長していたら。
……どうか、彼との“カンケイ”に。
私たちがつけたいと思う“ナマエ”を――。
そう思っても苦しい“ダケ”だから。
明日、きみと“オトナ”になりたい。
END.