最後までてを繋がないかれと。
青春・友情
0
ボンボーヌ/著
- 作品番号
- 1577351
- 最終更新
- 2020/05/16
- 総文字数
- 2,887
- ページ数
- 5ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 18
- いいね数
- 0
私は桜井美緒。この夏私は一人の人に恋をした。
彼と出会ったのはいつの日だっただろう?
いつも、先に行って待っててくれない彼。
「お前のことすきなんかじゃねえよ、、ばか~」
って言ってくれる彼。
ほんとは好きなくせにって思うくらいに、最高に笑った顔を見せてくれる彼。
そんな彼のことを好きになった日々は、はかなく短くて、その時間一瞬一瞬が、壊れてしまいそうになるガラスの様でした。
だけど、あのころからきっとこのことを隠してたんだろうね・・。
気が付かなかった私はきっと馬鹿でまぬけで、だからこそ、それがちょうどいいだけになっていたのかもしれません。出会わなければよかったのではなく、出会う運命だった。
でもね、一度でもいい。かれのぬくもり、香りを感じたかった。
かすかにかおるいい匂いその匂いが今は消えて、冷めてしまいそうで、でもね、最後に君の手紙が私をきっと救ったんだよ。
「本当は手をつなぎたかった。それさえ君の幸せを考えるとできない僕がいた。君はきっとたくさんの人と恋ができる。でも、それさえ俺はできないって言うことがわかっていたから。君のことが好きでいるたび、きらりきらりと輝き、こんな俺でさえ、恋をしてしまったんだ。だけど、君には甘えられないから、いつもうそをついてしまいました。『お前なんかすきなんかねえよ。』って。でも、そんな俺でもずっと一緒にいてくれたこと、ありがとう」
こんな手紙ずるいよ。いつだって、君は先回りで、だけど、そんな君に恋したっていう事実は、きっと変わらない。この先ずっと、君がいなくなっても、私が覚えているからね・・・。
彼と出会ったのはいつの日だっただろう?
いつも、先に行って待っててくれない彼。
「お前のことすきなんかじゃねえよ、、ばか~」
って言ってくれる彼。
ほんとは好きなくせにって思うくらいに、最高に笑った顔を見せてくれる彼。
そんな彼のことを好きになった日々は、はかなく短くて、その時間一瞬一瞬が、壊れてしまいそうになるガラスの様でした。
だけど、あのころからきっとこのことを隠してたんだろうね・・。
気が付かなかった私はきっと馬鹿でまぬけで、だからこそ、それがちょうどいいだけになっていたのかもしれません。出会わなければよかったのではなく、出会う運命だった。
でもね、一度でもいい。かれのぬくもり、香りを感じたかった。
かすかにかおるいい匂いその匂いが今は消えて、冷めてしまいそうで、でもね、最後に君の手紙が私をきっと救ったんだよ。
「本当は手をつなぎたかった。それさえ君の幸せを考えるとできない僕がいた。君はきっとたくさんの人と恋ができる。でも、それさえ俺はできないって言うことがわかっていたから。君のことが好きでいるたび、きらりきらりと輝き、こんな俺でさえ、恋をしてしまったんだ。だけど、君には甘えられないから、いつもうそをついてしまいました。『お前なんかすきなんかねえよ。』って。でも、そんな俺でもずっと一緒にいてくれたこと、ありがとう」
こんな手紙ずるいよ。いつだって、君は先回りで、だけど、そんな君に恋したっていう事実は、きっと変わらない。この先ずっと、君がいなくなっても、私が覚えているからね・・・。
- あらすじ
- 生まれつきの病気。いつまでいきれるか分からないからこそ、俺は恋をしないことを選びました。だけど、そんな俺を好きになってくれた美緒。心優しくていつも、笑顔でそんな君だからこそ、傷つけたくないとおもい、いつも正反対な気持ち。嘘をつくことを選びました。
はるかに好きだからこそ、
「すきじゃねえよ~。ばか~」ってね。
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