星の数より多く、君に愛を伝えたい。

お母さんが突然、わたしの部屋に入ってきた。



「お母さん……」



「真帆、何かあったの?」



お母さん、わたしの表情を見てただ事じゃないことが分かっていたんだ。



「なんでもない」



「真帆。何かあったら抱え込まないでって、小さい頃に言ったでしょう」



うん、それは覚えてる。


お母さんは過保護。
だから、わたしは幼い頃からお母さんに何かあったらすぐ知らせるように言われていた。


わたしは1人っ子だったから、お父さんやお母さんにはほとんど隠し事することなくできていたと思う。


うん、輝美のこと、やっぱり話そう。
きっと、このことを正直に話してもお母さんは怒らないし。




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