星の数より多く、君に愛を伝えたい。

はぁ……。


なんだか、本当にどっと疲れが襲ってきた。



『ステゴ』



「ひわっ!!」



わたしは、あたりを見回すけどそれは空耳だった。
周りには、誰もいない。


それでも体の震えは止まらなくて、口を開けても空気は入ってこない。


カタカタカタカタ、カタカタカタカタ。


わたしの体は震え続ける。



……お母さん、お父さん。助けて。




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