星の数より多く、君に愛を伝えたい。
輝美side
『明日は休みだから、せっかくだし、気分変えてどこか行こうよ!』
お風呂から上がった後のこと。
わたし、真帆、莉音、花乃のメッセージのグループにそんな文字が打たれてあった。
送り主は、花乃。
『どこかって?』
わたしは、そう文字を打って返す。
『みんなでご飯食べに行ったりしない?』
また花乃がメッセージを送る。
『いいねー!』
真帆から賛成のメッセージが来た。
『さすがに休みなんだからあ、同じ学校の人に見られたとしても、そう関わってくる人はいないだろうからさー』
花乃がまた送る。
わたしのこと、気遣ってくれているのかな。
『わたしも行きたーい!』
莉音からも来た。
『うん、じゃあ、行こうか』
みんなに押されたような感じで、わたしもメッセージを送信した。