星の数より多く、君に愛を伝えたい。
あのまま、わたしは家に帰ったのだけど何も考えられなかった。
なんだろう、いろいろと考えると複雑になってきた。
あー、分かんない!
「もう!」
いくら考えても、どうすればいいか分からない。
自分のことだって諦められないし、今さらすみれちゃんとなつちゃんにも本当のことを言えない。
何バカなことやっちゃったんだ、わたしは。
「輝美?」
「お姉ちゃん?」
一緒に夜ご飯を食べているおばさんと、瑠奈と美奈がわたしの様子に目を丸くした。
「あー、ごめんごめん。なんでもない」
わたしは、謝ってからお味噌汁をすすった。
すみれちゃんにも、なつちゃんにも失礼なことしちゃったなぁ。
何か変な風に思われてないといいけどな。