Sync.〜会社の同期に愛されすぎています〜
「さゆりさん。母乳足りてる?」
「お義母さん。それ一番腹たつ質問なんでやめてもらっていいですか?てゆーか、母乳だろうがミルクだろうが体重増えれば問題ないんで・・・母乳じゃなきゃ愛情が足りないとか何ですか?その考え方。てかこのやり取り一人目の時もしましたよね!そろそろ認知症のテストした方がいいんじゃないですか?この調子だと絶対前の奥さんにも言ってますよね・・・・うわ~~~ないわ~~。そういえば・・・またおもちゃと服買ったんですね。お下がりたくさんあっていらないからフリマサイトで売りますよ。」
「ちょっと、颯太・・・聞いた?」
「聞いた聞いた。さゆりのおっしゃる通り」
口喧嘩では誰にも叶わないさゆりは、俺を最近顎で使う用になった。もうオムツ交換は俺の仕事になっている。
「ねえ、ちゃんとお尻拭いてよ!!!」
「ごめん、ごめん」
あれから、さゆりと意気投合して気がつけば結婚した。
一緒に過ごせば過ごすほどにさゆりの図太さには驚かされる。
俺の両親との同居も大歓迎といったばかりに我が家に乗り込み。
しょっちゅう母と言い合いをしているが、孫並みにさゆりのことを可愛がっているのは確か。
まるで自分の娘のように。
俺は、さゆりの一人目の出産の際に会社を退職し、家族総出で子育てに取り組んだ。
仕事を辞め子育てだけになった期間、心春の孤独を少しだけ感じられた気がする。
不倫をされたことはもちろん許せないが、俺の方が確実に悪いことをしたのだと痛感する。
今は起業し、家で仕事をしながら現在4人目が誕生したところ。
兄夫婦も隣の土地に家を建てて、長年不妊治療で授かれなかったが待望の第一子が誕生した。
兄のお嫁さんの胸の内も全てさゆりが代弁し、母に伝えたおかげで二人の仲のわだかまりも解消されたのだ。
見えない大きな溝があった我が家もさゆりのおかげで本音を言い合うことができ、本当の家族になれた気がする。
俺は、こんな家族の形を思い描いていたのだと思う。
今がとても幸せだ。
「お義母さん。それ一番腹たつ質問なんでやめてもらっていいですか?てゆーか、母乳だろうがミルクだろうが体重増えれば問題ないんで・・・母乳じゃなきゃ愛情が足りないとか何ですか?その考え方。てかこのやり取り一人目の時もしましたよね!そろそろ認知症のテストした方がいいんじゃないですか?この調子だと絶対前の奥さんにも言ってますよね・・・・うわ~~~ないわ~~。そういえば・・・またおもちゃと服買ったんですね。お下がりたくさんあっていらないからフリマサイトで売りますよ。」
「ちょっと、颯太・・・聞いた?」
「聞いた聞いた。さゆりのおっしゃる通り」
口喧嘩では誰にも叶わないさゆりは、俺を最近顎で使う用になった。もうオムツ交換は俺の仕事になっている。
「ねえ、ちゃんとお尻拭いてよ!!!」
「ごめん、ごめん」
あれから、さゆりと意気投合して気がつけば結婚した。
一緒に過ごせば過ごすほどにさゆりの図太さには驚かされる。
俺の両親との同居も大歓迎といったばかりに我が家に乗り込み。
しょっちゅう母と言い合いをしているが、孫並みにさゆりのことを可愛がっているのは確か。
まるで自分の娘のように。
俺は、さゆりの一人目の出産の際に会社を退職し、家族総出で子育てに取り組んだ。
仕事を辞め子育てだけになった期間、心春の孤独を少しだけ感じられた気がする。
不倫をされたことはもちろん許せないが、俺の方が確実に悪いことをしたのだと痛感する。
今は起業し、家で仕事をしながら現在4人目が誕生したところ。
兄夫婦も隣の土地に家を建てて、長年不妊治療で授かれなかったが待望の第一子が誕生した。
兄のお嫁さんの胸の内も全てさゆりが代弁し、母に伝えたおかげで二人の仲のわだかまりも解消されたのだ。
見えない大きな溝があった我が家もさゆりのおかげで本音を言い合うことができ、本当の家族になれた気がする。
俺は、こんな家族の形を思い描いていたのだと思う。
今がとても幸せだ。