いつか、きっと。
店内はお昼時という事もあってたくさんのお客さんで賑わっていた。
「あ、あそこの席とっとって。俺が明日美の分も一緒に買うてくっけん」
友也に頼まれた席で座って待つ。
私、どれにするかまだ決めてなかったのに……。
まあ友也が選んでくれるバーガーでいいけどね。
私に財布を出させないつもりでいるんだろう。
「お待たせ。二人とも同じじゃつまらんけん、二種類買うてみた。明日美はどっちがよか?」
"キングダムバーガー"と"半熟テリまろバーガー"
どっちも美味しそうで選ぶのにも迷ってしまう。
「うーんどっちも美味しそう。あっ!じゃあさ二人で半分こずつ食べん?そしたらどっちも食べらるっよ」
「そうたいな!さっすが明日美。でもこれさ、手でちぎったら崩れそうやけんそのままかぶりつくばい。俺はまずこっちから食う」
友也がキングダムバーガーを取ってかぶりついたのを見て、私も負けじと半熟テリまろバーガーに挑む。
「お、おいひぃ~!!」
半熟の目玉焼きに、てりやきソースが絡まって……美味しい!!
ボリュームもあるし、友也もきっと気に入るんじゃないかな。
でもコレ半分残すのって難しかったかも?
ソースがはみ出してしまってるし、形も崩れかかってる。
「明日美!これめっちゃ美味かったばい!けどごめん、一応半分くらい残したつもりけど、形のぐちゃぐちゃに……」
あーあ。
私のよりも友也の方が崩れまくってるよ。
ベーコンやレタスがバラバラになってて、バーガーの原形が消えてしまってる。
「もー。しょうがないなぁ。私のも崩れかけとるしよかけどね。友也、こっちのも美味しかったよ!じゃあ交換ね」
キングダムバーガーの残りを頬張る。
形は悪いけど味は友也の言う通り美味しかったから、満足!
ベーコンを挟んであるバーガーって普段食べたりしないから、新鮮な感じだし。
友也の食べたものを私がもらって食べるなんて……。
同じものを食べたってだけじゃない。
つまりその……関節キスって気づいて心拍数が跳ね上がった。
「あ、あそこの席とっとって。俺が明日美の分も一緒に買うてくっけん」
友也に頼まれた席で座って待つ。
私、どれにするかまだ決めてなかったのに……。
まあ友也が選んでくれるバーガーでいいけどね。
私に財布を出させないつもりでいるんだろう。
「お待たせ。二人とも同じじゃつまらんけん、二種類買うてみた。明日美はどっちがよか?」
"キングダムバーガー"と"半熟テリまろバーガー"
どっちも美味しそうで選ぶのにも迷ってしまう。
「うーんどっちも美味しそう。あっ!じゃあさ二人で半分こずつ食べん?そしたらどっちも食べらるっよ」
「そうたいな!さっすが明日美。でもこれさ、手でちぎったら崩れそうやけんそのままかぶりつくばい。俺はまずこっちから食う」
友也がキングダムバーガーを取ってかぶりついたのを見て、私も負けじと半熟テリまろバーガーに挑む。
「お、おいひぃ~!!」
半熟の目玉焼きに、てりやきソースが絡まって……美味しい!!
ボリュームもあるし、友也もきっと気に入るんじゃないかな。
でもコレ半分残すのって難しかったかも?
ソースがはみ出してしまってるし、形も崩れかかってる。
「明日美!これめっちゃ美味かったばい!けどごめん、一応半分くらい残したつもりけど、形のぐちゃぐちゃに……」
あーあ。
私のよりも友也の方が崩れまくってるよ。
ベーコンやレタスがバラバラになってて、バーガーの原形が消えてしまってる。
「もー。しょうがないなぁ。私のも崩れかけとるしよかけどね。友也、こっちのも美味しかったよ!じゃあ交換ね」
キングダムバーガーの残りを頬張る。
形は悪いけど味は友也の言う通り美味しかったから、満足!
ベーコンを挟んであるバーガーって普段食べたりしないから、新鮮な感じだし。
友也の食べたものを私がもらって食べるなんて……。
同じものを食べたってだけじゃない。
つまりその……関節キスって気づいて心拍数が跳ね上がった。