いつか、きっと。
同い年、同じクラス……?
全く予想もつかない。
真実も同じのようで、首をひねっている。
「黙ってて本当にごめん!……私の彼氏、上尾涼介くんなんだ」
え?
「ええっ!?上尾くんって……確か、有紀と付き合ってるんじゃなかったっけ?」
真実が驚きの声を上げた。
私も驚いたけど、声なんか出せなかった。
あまりにも衝撃的過ぎて、ただただ京子を見つめることしかできない。
嘘……。
だったらどうして涼介くんはあの時……。
「ちょっとゴメン!京子、あとでまたじっくり話聞かせてくれる?町田くんに報告せんば!!」
真実は男子が写真を撮っているっていう場所へ走っていく。
それを見送った後で京子が私に話し始めた。
「明日美にはもっと早く打ち明けたかったんだけど、なかなか言えんでごめん。修学旅行で男子の部屋に遊びに行ったやろ。あの時なんで涼介が電気ば消したか、分かる?」
涼介くんが電気を消した理由?
何で電気を消したか。
つまり、何でキスしたかってことでしょ。
「次の日にスペースワールドで一人になった時、涼介くんと少し話したとよ。涼介くんは『イライラするけん』って。ちょっと意味の分からんやったけど」
『強引すぎた』とも言ってた。
京子は見てたんだよね、私のこと。
平気なの?
涼介くんが私に……。
「サプライズなんて郷田くんたちには言|《ルビ》うたらしかけど、実はあれは友也くんのためやったとって」
………………は?
「なっなんで!?友也のためって……どういうこと?」
意味が分からない。
「私はあの時、真実と町田くんの事ば見てドキドキしとったし、油断しとったけど。まさか涼介が私にキスしてくるとはね。『便乗した』って言うたけど」
………………はあっ!?
「なななんて!?京子、涼介くんにキスされたって?」
「……うん。そっか、イッパイイッパイになっとってお互いのことは見とらんやったとね。不意打ちって困るよね!……あれ?」
全く予想もつかない。
真実も同じのようで、首をひねっている。
「黙ってて本当にごめん!……私の彼氏、上尾涼介くんなんだ」
え?
「ええっ!?上尾くんって……確か、有紀と付き合ってるんじゃなかったっけ?」
真実が驚きの声を上げた。
私も驚いたけど、声なんか出せなかった。
あまりにも衝撃的過ぎて、ただただ京子を見つめることしかできない。
嘘……。
だったらどうして涼介くんはあの時……。
「ちょっとゴメン!京子、あとでまたじっくり話聞かせてくれる?町田くんに報告せんば!!」
真実は男子が写真を撮っているっていう場所へ走っていく。
それを見送った後で京子が私に話し始めた。
「明日美にはもっと早く打ち明けたかったんだけど、なかなか言えんでごめん。修学旅行で男子の部屋に遊びに行ったやろ。あの時なんで涼介が電気ば消したか、分かる?」
涼介くんが電気を消した理由?
何で電気を消したか。
つまり、何でキスしたかってことでしょ。
「次の日にスペースワールドで一人になった時、涼介くんと少し話したとよ。涼介くんは『イライラするけん』って。ちょっと意味の分からんやったけど」
『強引すぎた』とも言ってた。
京子は見てたんだよね、私のこと。
平気なの?
涼介くんが私に……。
「サプライズなんて郷田くんたちには言|《ルビ》うたらしかけど、実はあれは友也くんのためやったとって」
………………は?
「なっなんで!?友也のためって……どういうこと?」
意味が分からない。
「私はあの時、真実と町田くんの事ば見てドキドキしとったし、油断しとったけど。まさか涼介が私にキスしてくるとはね。『便乗した』って言うたけど」
………………はあっ!?
「なななんて!?京子、涼介くんにキスされたって?」
「……うん。そっか、イッパイイッパイになっとってお互いのことは見とらんやったとね。不意打ちって困るよね!……あれ?」